イスチの減速するブログ
カングースタイル(仮)
●Track7:高野寛/ Free
 「TRIO」より(2014年)



高野寛さんをチョイスするのは2011年の008以来と思われ。
「TRIO」というアルバムは、リオデジャネイロ録音の意欲作。
プロデューサーはモレーノ・ヴェローゾという人で、
あのカエターノ・ヴェローゾの長男との事。


響きはたっぷりとしていながら、音の消える間際のドライな肌合いが
いかにも海外録音らしい。


張りの緩い?タムドラムの「デュゥーゥン」というたっぷりした響きと、
耳元で囁くようなオンマイク気味のボーカルの距離感の対比が楽しい。


今回貼った動画は、奈良市の法徳寺でのライブ録音だそうですが、
CDそのまんまの歌唱が凄い。画質も音質も素晴らしい。


今も目の前に溢れてる幸せに
気がつかないままで
ためいきをつくだけじゃ
僕ら見えない鎖に繋がれた奴隷



あまり直接的なメッセージ性の強い歌詞を書く人ではありませんが、
上記の部分の歌詞が好き。


●Track8:板橋文夫with神奈川県フィルハーモニー管弦楽団ft. 金子友紀/ 交響詩「渡良瀬」~ピアノと民謡と管弦楽のための
 「WATARASE」より(2005年)



Mixcloudとか、何かそのあたりの音源をながら聴きしているときに、
海外の人のミックスの中に入っていた曲。
オーケストラとジャズピアノと民謡という組み合わせが新鮮で、
CD探して買ってみました。


元々この曲はピアニストの板橋さんのオリジナルアルバムに収録されていた曲。
1982年発売の作品だったらしいのですが、2005年にCDで再発されるまでは、
かなり入手困難なレコードだったようです。
有りそうで意外と無い、ジャズピアノのソロだけで構成された一枚。


板橋さんは栃木県足利市生まれ。「渡良瀬」という曲名は、
彼の故郷の渡良瀬川をモチーフにしたものなのでしょう。


同じく2005年に、2枚組のライブ盤も発売。
この中に「渡良瀬」の、オーケストラと民謡のヴォーカル入りのテイクが収録
されていることが確認できたので通販でCDを購入してみました。


録音状態があまり良くなく、途中ノイズが入ったり音量が不安定になったりします。
しかし、それを差し引いても圧倒的なピアノソロのアドリブの破壊力と構成力。
そして、ツルツルテカテカな輝きと、SF映画の爆破シーンのような人間離れした
エネルギーで圧倒されまくりの金子友紀さんの声の力。


本記事に貼った動画は、オーケストラを含まないバージョン。2001年の演奏らしい。
板橋さんのピアノソロはさらに増長気味w
どこまでもブチ壊してブチ壊して、忘れた頃に主題に戻ってくるツンデレ感。


このカオスな演奏に合わせてキッチリ唄い切る金子さんも凄い。
5分26秒あたりで板橋さんのあまりの壊れ具合に苦笑する感じも素晴らしい!


この暴走感。。。


この気まずさ。。。


せっかく組み上げたものを左から右に流す感じ。。。






このコントを思い出します(笑)。



調べてみたら、板橋さんも金子さんも、横浜のジャズバーで今もちょくちょく
ライブをやっているようです。
2014年のクリスマスイブには、ひとりで野毛の「DOLPHY」というお店に、
板橋さんを中心にしたトリオライブを観に行ってきました。
やっぱり板橋さんはグーで鍵盤を叩いていましたw
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