イスチの減速するブログ
カングースタイル(仮)
大阪府貝塚市のお肉屋さんの家族の日常と屠畜と部落差別のドキュメンタリー。



5月17日。川越スカラ座にやって来ました。
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「ある精肉店のはなし」という映画。今日はこれを観ます。
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上映期間中に2日間だけロビーでお肉のお弁当のケータリング販売があることを
事前に川越スカラ座のホームページでチェックして知っていたので、
タイミングを合わせてやってきました。


上映終了後の販売だと思っていたのですが、上映前から販売していたので
売り切れる前に早めに確保。0.1諭吉也。ホルモンも入ってておいしそう。
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結局、上映前から食べ始めて、上映中もゆっくり噛み締めながら頂きます。


青森県の七戸短角和牛のお肉だそうです。
肉そのものの味も濃厚だし、スパイスやレモンのバラエティ豊かな風味も楽しい。
このお弁当に使われている牛肉の部位の説明の紙も頂きました。


肉団子は腿、肩、背。
麹味噌漬けは三角バラ。
クミン煮は肺。
中華醤油煮は第二胃。
檸檬マリネは第三胃。
塩焼は心臓。


この映画には、冒頭と終盤近くに、2回の屠畜シーンがあります。
屠畜の映像を見ながら食べるおいしい牛肉のお弁当。
それは目を背けたくなるようなものではなく、
亡き父親への想いをそれぞれ抱く、3人の姉弟の丁寧な生き方。
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身の程を知る喜び。
背伸びや自嘲や達観のどこにも属さない、
自己と生活半径の中の全てへの愛着と畏敬。


肉を食べないというライフスタイルもある。
私もこのときから自炊のときだけ肉を食べない生活を続けて1年以上経ちました
(外食では普通に食うけど)。


最初は健康管理目的でした。
人間より体温の高い生き物の脂を摂取したら、体内でマヨネーズ化するのでは?
とか、そんなことをなんとなくイメージしながら。


そして、屠畜ってどんな風に行われているんだろう?
という事にも次第に興味が湧き始めました。
そんな中でこの映画の上映を知ったので、最初はそういう面がメインで
この映画に関心を持ちました。


ところが観始めたらこの映画の主題に圧倒されっぱなし。
登場する人たちは、屠畜のことを「牛を割る」と表現します。
牛の命を愛し、地域と家族、そして自分自身の為に牛の眉間にハンマーを振り下ろす。


善き人でありたい、親から頂いた我が命を全うしたい、というのとも違う。


やっぱり、「身の程を知る」って事だと思うのです。
時間をかけて歩いて自分を知り、一呼吸して再び歩き始める。
そんなテーマが生活者の視点でネットリとネットリと描かれていた。


映画鑑賞後、あぶり珈琲でマッタリ余韻に浸るのです。
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