イスチの減速するブログ
カングースタイル(仮)
21年ぶりの静岡駅。
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3月8日。
翌日にSpiritsのイベントで静岡県島田市発着の大井川鉄道に乗る予定があったので、
静岡市街のビジネスホテルに有志で前泊することにしてみました。


静岡市街はイスチさんが中学高校の6年間に散々歩き回った街。
こんな機会が無ければ訪れることも無いので、早めに行って街を散策することに。


駅前地下街。呉服町商店街と県庁方面の分岐。えらく明るくなった。
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駅前の再開発ビル。葵タワーという名前で2010年に建ったそうです。
地上25階、高さ125mで静岡市内で一番高い建物なんだと。
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同じく駅からすぐの小梳神社。ちょうどのみの市が行われていました。
高校時代にここで買った品物と価格をいくつか思い出しました。
アコースティックギターが3,000円。
PLIOTの黒檀の木軸のシャープペンが1,000円。
与論島の土産物っぽい貝とウッドビーズのネックレスが300円。
どれももう手元には無いけど、
「これを買おう」と思った時の想いが浮かんだ。
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21年前から既に場末感が漂っていたディスカウントショップ。
今も店構えは全く変わらず営業中。
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奥行きの長い店内はやたらガラガラだったけど、
什器の下段にこんなラジカセが放置されていました。
全く変わらなさ過ぎ(笑)。
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↑は、調べたらSONYのCFS-W660というモデルでした。
1985年発売で定価が89,800円。
当時流行した3ボックスの高級ラジカセ。


呉服町通りの先へ進みます。意外と街には活気がありました。
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谷島屋書店。なんか売り場が縮小したような気もしますが、
2階に上ると、昔と変わらず参考書やら教科書ガイドの品揃えが異常に充実。
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左折して道幅の広い青葉通りに入ります。
スマル亭の場所も変わっていませんでしたがキレイに改装されています。
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ちょうどお腹がすいていたので食ってみましょう。
「えび三昧」。休日限定価格で500円。うまー。
スマル亭のそばの主役は、そばでも汁でもなく、
甘めの汁をたっぷり吸った「揚げだし天かす」だと思うのです。
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そして、すみや本店に到着。
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改めて確認したら、ここは駅から850mも離れた場所にあるんですね。
それでも、ここでしか手に入らないものを求めて歩いて通い詰めた店でした。


店内は1階も2階も悲しいくらいにガラガラ。
1階が音楽ソフト売り場で2階がオーディオ機器売り場なのは変わらず。
1階の奥にあった楽器売り場は多分別の場所に移転したのだと思います。


でも、1階の売り場の陳列商品の少なさや什器の痛みが余りにひどく、
さすがに心配になって後でネットで調べてみたところ、
近隣に間もなく完成する「呉服町タワー」に移転オープンすることを知りました。
多分、このときもそれを告知するポスターは掲示されていたのだと思います。
更に細かく調べたら、事業の分離や株式の譲渡などを経て、
2010年に株式会社すみやは清算していたことを知りました。


それでも2階には規模が縮小しつつもオーディオ機器売り場は存続しており、
試聴室のイスに座り込んだら、しばらく放心状態に。


ポータブルオーディオ機器を見るのは他の店だったけど、
ここでは広いフロアにゆったり並んだ単品コンポにじっくり触れることができた。
当時の静岡で単品オーディオコンポを扱っている店はいくつかあったけど、
普及価格帯モデルからフラッグシップ機まで並べている店は少なかった。


ここで感じたオーディオ機器の筐体の手触り。
ノブの操作感とその奥のシャフトの剛性感、スイッチのクリック感、
カセットデッキのドア開閉時のダンパーの効き具合、ピンチローラーの色、
CDプレーヤのトレイ開閉時に見えるメカの軸の太さ、
底面のインシュレーターの物量感、筐体の中の臓物の重量バランス、
インジケータの輝度ムラ、ネジの本数とレイアウト、背面端子の金メッキの色味、
スピーカーの箱の堅さと重さ、バスレフポートから香る接着剤の匂い。


カタログは片っ端から貰って帰った。
カタログで重くなったバッグを持って静岡駅まで歩いた。
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別にこの店のお得意様でも無かったし、店員に話かけることもしなかったので、
オーディオ雑誌の評論記事を読んで仕入れた知識を現物で確認するのは、
主に非通電状態で機器の外側から確認できる範囲に限られたけど、
とにかくベタベタ自由に触らせてもらった。
気づけば、それがそのまま今の自分の仕事の基礎になっていた。


あの6年間で恩師と呼べる人には出会わなかったし、
誰かと一緒に居て心が和むような思いも経験できなかったけど、
それでもこの街をひとりで歩き回って、興味のあるものに目を凝らして、
何かを感じ取ろうとしていたあのときの自分の意欲に、今の自分は寄り掛かっている。
そんな風に思えた。


さて、気分を変えましょう。そろそろ待ち合わせの時間です。


16時45分。静岡駅の新幹線改札で予定通りはりさんと、たかおちゃんと合流。
埼玉県と滋賀県からようこそいらっしゃいました。
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まずはホテルにチェックイン。ここが今夜の3人の宿。繁華街からすぐ。
ツインの部屋にエキストラベッド追加で12,000円。リーズナブル価格です。
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飲み始めるのは少し早かったので、ちょうどこのときに開催されていたシャガール展へ。
場所は、先述の駅前再開発ビルの「葵タワー」の3階にある静岡市美術館。
こんな便利な場所に美術館ができたのですね。
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シャガールの代表作であるパリのオペラ座の天井画を制作する為の多数の習作。
その習作の最初期は、モチーフ皆無の色のにじみの構成であったこと。
寄り添いながら空を飛ぶ男女や、瞳の大きな鶏などの頻出モチーフは、
「画面の中に置きたい色」の視線移動の交通整理役のように私は感じました。
そんな創作の思考過程を想像しながら観ていたら、
なんか自分も絵の具が欲しくなったのです(笑)。


美術館を出たらすっかり日も暮れていました。
さぁ、飲みにいきましょう!かつての新静岡センターもキレイになってます。
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新静岡駅近くの居酒屋さん「おい川」に到着。
イスチがネットの評判を基に調べて予約していたお店です。
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店内のこあがりの座卓に通されました。壁いっぱいのメニューがいい雰囲気です。
ここの看板メニューの「銀だべらの姿せんべい」は残念ながら品切れでした。
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まずは乾杯。ちなみにはりさんは翌日の大井川鉄道ツアーには参加できないので、
実質、今夜呑むためだけに静岡にご来訪されたことになります(笑)。
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ツマミが来ました。まぐろカマ焼き640円、へその塩焼き480円。
ちょっと信じられない値段とクオリティです。当然旨い!
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ここのお店は静岡県内の地酒の品揃えが豊富です。
初亀本醸造780円。無濾過生原酒ならではの怒涛のフルーティー感!
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シアワセな気分のまま2件目へ。
静岡おでんの屋台村へ。おい川からここまで1kmくらいあったけどキニシナイ。
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再びかんぱい。
店のママさんが「大根品切れ中だけどいい?」と言ってましたが、問題ありません。
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じっくりダシの染みた静岡おでんをツマミにママさんとアレコレ話して、
さらにホテルに戻ってからも金麦の缶を呑みながら3時過ぎまで語らった模様。。。
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