イスチの減速するブログ
カングースタイル(仮)
立教の心理学部の大学生の卒業制作。



10月30日。


横浜ニューテアトル。初めて来た。
横浜には小さい映画館がいくつかあるみたい。
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映画が始まるまでの少しの間、隣の「John John」で軽く食事。
昭和46年創業のカフェバー。夜はライブ演奏とかあるみたい。
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ホットドッグとコロッケドッグとコーヒーのランチセットを頂きます。
昭和なアメリカン風情にマッタリ。
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そろそろ時間です。この日観たのは、「ちづる」という映画。
重度の知的障害と自閉症を持った監督の妹・千鶴さんとその母を1年に渡り撮影した
家族の物語。制作、配給、宣伝を全て立教大生が担当。
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「妹のことをどう説明したらいいかわからない。
 だから言葉で伝えるかわりにカメラを向けることにした」



チラシにはそう書かれていた。


確かに、ひとつの家族の飾らない日常を捕らえた、良い映画だった。
千鶴さんが「磁場」となり生まれた、ある家族の濃密な時間の記録。
でも、これは自閉症の妹の半生をそのまま切り取っただけの映画だったのか?


多分、違う。


物心ついたときから「障害者の妹」と共に成長し、学校生活の中でそれを
表現するチャンスをことごとく逸し続けた監督自身の心の枷。
妻、母、そして障害者の母。全てをツギハギだらけに背負い込みつつも、
自己矛盾に怯まず進む強かな母親。多分、それらも含めてこの映画の核だ。
ゴールを定義するのが無粋に思われる、それぞれの成長の記録。


鑑賞後、10分ちょっと伊勢佐木モールを歩き、辿り着いたのは横浜パラダイス会館。
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もともと、「ちづる」という映画の公開を知ったのは、
6月に初めてここを訪れたときに手渡されたチラシがきっかけ。
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白黒の刷り物は、ここ横浜パラダイス会館を拠点とする「アートラボ・オーバ」の
隔月間の機関紙。ちょうどこのときの表紙が千鶴さんのイラスト。


「アートラボ・オーバ」とは、設立15周年を迎える、アーティストによる
非営利団体で、自閉症の児童も多く利用するワークショップというかアトリエを
開いているようです。


「ちづる」の主人公の千鶴さんも、設立当初からの常連だったそうで、
当時小学生だったお兄さん(「ちづる」の監督ね)も1度だけここで絵を描いた
ことがあったそうだ(その当時は、桜木町に拠点があったみたい)。


そんなこんなで、ようやく観ることのできた映画「ちづる」について、
「アートラボ・オーバ」の方々と少しの時間語らいつつ、いろいろ拝聴。


ここで、「きょうだい児」という言葉を聞いた。


障害や病気を持った児童の兄弟姉妹のこと。


障害や病気を持つ「きょうだい」の為、知らぬ間に良い子を演じ続けたり、
過大な期待に晒されたり、両親に精神的な余裕が無い為、
必要なときに必要な関心を払われなかったり。
家庭の中に居心地の良さを見いだせなかったり。


そして一人では生きていけない「きょうだい」と、
いつかは年老いて死んでゆく両親を案じ、福祉の道に進んだり。


「ちづる」の監督も「きょうだい児」だ。
そして、その監督も、福祉の道を選んだそうだ。


壁には、映画公開中ということもあり、千鶴さんのアート作品の数々を展示中。
千鶴さんは、芸能人では飯島愛さんとか中尾彬さんが好きなんだそうです。
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↑は、テレビ画面を、歪みを生かした構図でデジカメ接写したものと思われますが、、、


既視感ありすぎです。


こことかここで、、、


うーん、何もいえねぇ(爆)
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