イスチの減速するブログ
カングースタイル(仮)
track5: 松田聖子 / 両手のなかの海 「The 9th Wave」(1985年)より


まさかこの曲単体の動画があるとは思わなかった、、、


なぜか松田聖子さんです。


今年、この曲を含むアルバムを、CD選書シリーズで安かった
こともあって発作的に購入したのがきっかけ。


ジャケ写はこれ↓
090908_1.jpg


背景と人物を合成するときに、髪の毛の輪郭に合わせたトリム範囲指定で
心が折れたのか、力技でぼかして青空に馴染ませようという苦心の跡が見えます(爆)。


このアルバムに入ってるシングルは、「天使のウィンク」と、「ボーイの季節」。
「アイドル松田聖子」的世界の象徴とも言える、松本隆さんの作詞は全く無し。
松田聖子さんの1985年といえば、、、
郷ひろみさんとの破局後、すぐに神田正輝さんと結婚した年。
さらに、初めての全曲英語詞の「SOUND OF MY HEART」↓も、この年に発売。
090908_2.jpg


今回選んだ曲は、矢野顕子さんによる作詞作曲。
もろに80年代なスカスカアレンジですが、
前の曲の世武裕子さんと次の曲のPhil Collinsがどうにも
馴染まなかった為、というのと今年自分の中で印象に残った曲で
ブリッジに使えそうなのがこれしか無かった、という事情もあります。


でも、同じく80年代的アレンジといえる、
聴いてる方が恥ずかしくなる女性コーラスとか、
(「かえるの歌」みたいに一小節遅れでオウム返しする奴)
妙にオケから浮いてる間奏のギターソロとかが無いので、
そこが救いであり、「得体の知れない太さ」を醸し出していると思うのです。


松田聖子さんの歌唱については、以前も書きましたが、
この辺りの年代が私にとって一番聴きやすい。
楽曲を自在にドライブする声量と、SWEET MEMORIESで開花した「泣き節」を、
両方堪能できて、それだけで充分すぎる色彩と湿り気がもたらされるので、
松田聖子さんにとっては、オケはこれぐらいドライでシンプルな方が
良いのかもしれない。


この後の松田聖子さんは、ご存知の通り、
「アイドルは結婚したら引退」の不文律をスルーし、
パワフルにラジカルに表現者として拡張していきます。


90年代の松田聖子さんについては、
まさに今、復習している最中なのですが、現在の「ディナーショーの女王」
と呼ばれる地位を築くにあたっての基礎は、この頃の模索と自己研鑽にあると
個人的に確信しているのです。


↓の動画は、松任谷正隆さんのピアノ演奏による、
ユーミン書き下ろしのヒット曲メドレー(多分2004年)。



この「濃さ」は一体何なんでしょう。欠点の無い完璧なパフォーマンス。
一時代を築いた歌手は、枯れてくると得てして抜いた感じで歌うものですが、
松田聖子さんは、あくまでメロディを「しっかり」歌います。
もしかしたら、現役時代よりも意識的に忠実に歌おうとしているのかもしれない。
(リップノイズから察するに、エコーもほとんど使ってない!)


赤いスイートピーの「I will follow you」という歌詞も、
充分英語が堪能なはずなのに、あくまでカタカナ英語的に歌うところとか、
実に「わかって」らっしゃる。


ディナーショーに行ってみたくなってしまいました。
プラチナチケットとか言われてるみたいですが。


他の客はオバちゃんとニューハーフだらけかもしれませんが、
それはそれで楽しみなのです。
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