桜木町駅前に立っているいつもの販売員さんから、ここ2年半くらいの間、
毎号買っていた雑誌「ビッグイシュー」。
毎月1日と15日の2回だから、年間24冊の発行。
電車の中で読むのにちょうど良い情報量で、
新聞を購読していない自分にとって、思想的に左寄りの傾向はあるものの、
貴重な情報源として誌面の隅々まで読ませて頂いておりました。
芸能ニュースとか余計な広告も無いので、カバンが重くならないというのも
気に入っていたポイント。
あと、やっぱり紙の印刷物を読む気持ち良さ、っていうのもあるし。
読み終わったら、表紙だけ写真に撮って廃棄するのも、
自分の中ですっかり習慣化されていました。
2015年。
2016年。
2017年。
誌面の中で、独自のライフスタイルや活動をしている人が出している
書籍の紹介も多くありました。
312号の「テンダー」さんという、鹿児島の山奥で暮らす人の特集で、
当人が「わがや電力」と呼ぶ、自作の太陽光発電+オフグリッド生活の
実践ガイドの本が面白そうだな、と思い、鹿児島の「ヨホホ研究所」より、
書籍を取り寄せてみたり。代金は後払いの銀行振込というのもクール。
太陽光発電というと、100V対応のものを思い浮かべますが、
テンダーさんが実践しているのは、基本的に自動車バッテリーと
同じ12Vで発電して、それを生活に活用するというもの。
このくらいの電圧であれば、設備もぐっと小規模で済むし、
屋内配線も含め、電気工事士の資格は不要らしい。
「12歳でもわかる」というコンセプトなので、内容は非常にわかりやすい。
というわけで、今後も購読を続けていくつもりだったのですが、
いつもの販売員さんが2018年の1月より仕事が決まったとの事で、
2017年の年内いっぱいで路上販売を卒業するとの事。
いつもみたいな感じで買えなくなるのはちょっぴり寂しいですが、
微力ながら応援してきた販売員さんが定職に就くのは何より素晴らしい。
2018年以降は、通信販売を利用するか、都内などで販売員さんを
見かけたときにまとめ買いするか?は考え中。。。
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